政治家「離反」に不満も 旧統一教会系トップ講演

AI要約

国際勝共連合が東京で集会を開き、安倍元首相への不満や敬意を表明。

梶栗会長は、安倍氏のリーダーシップを評価し、組織内の動向に言及。

集会では安倍氏への黙とうが捧げられ、安倍氏の不在が日本の国難として位置付けられた。

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の政治団体「国際勝共連合」が13日、東京都千代田区で集会を開いた。国会議員の姿はほぼなく講演した梶栗正義会長は、6年前は現職が約50人来たと明かし、2022年7月の安倍晋三元首相銃撃事件後の「離反」に不満を示す場面もあった。関係が深かったとされる安倍氏は「日本が(国際社会で)リーダーシップを示すことができると教えてくれた」と改めて評価した。

 団体によると事件後、梶栗氏が報道陣の前で発言するのは初めて。事件発生2年を受け、集会では日の丸の映像の前で参加者が黙とう。梶栗氏は「今の日本の最大の国難は、安倍氏がいないことかもしれない」などと講演した。