万博パビリオン 独自建設の「タイプA」は47カ国になり2割減少 自見万博相「各国の財政や様々な事情で」

AI要約

2025年の大阪・関西万博の各国によるパビリオンの内訳が発表された。海外の参加国数は47カ国となり、2割減少した。

パビリオンの形式は4種類あり、合計161カ国が参加予定。どの形式でも各国は創意工夫に富んだ出展を予定。

「タイプA」の減少理由には、国の財政事情や政権交代、他の国際イベントへの人手集中などがあるとのこと。

自見万博相は12日、2025年の大阪・関西万博の各国によるパビリオンの内訳を公表し、海外の参加国が自前で建てる「タイプA」は47カ国となることが明らかになった。当初は約60カ国が予定していたため、約2割減少した形となる。

そのほか、博覧会協会が建設して簡易の施設を引き渡す「タイプX」は5カ国、協会が建設した建物に単独で入居する「タイプB」は17カ国、同じく協会が建設した建物に複数の国が共同で入居する「タイプC」は92カ国となった。あわせて161カ国の参加が予定されている。

自見万博相は会見で「どのような出展形式での参加であっても、各国はそれぞれ創意工夫に富んだ出展を予定している。全ての来場者にとって魅力ある万博となるように、関係者一丸となって準備を進めていきたい」と強調した。

また、「タイプA」の減少理由については、「それぞれの国の財政事情や政権が変わったこと。あるいは国際的なイベントをその国で開催するのに人手が取られるなど各国様々な事情があったということは伺っています」と述べた。