超猛暑で「本当に使えるもの」&「売り切れそうなもの」最強ベストバイ!

AI要約

猛暑対策グッズの人気商品を紹介。ワークマンでは空調服や冷感ボクサーパンツが売れ筋。ロフトでは最軽量の日傘や衣類用冷却スプレーが注目されている。

速効性や消臭効果が特徴の商品が多く、暑さ対策に貢献している。熱中症予防に新たなトレンドも生まれつつある。

熱中症対策に役立つグッズに注目し、適切な商品選びが重要とされている。

超猛暑で「本当に使えるもの」&「売り切れそうなもの」最強ベストバイ!

毎年のように猛暑といわれる昨今、猛暑対策グッズも戦国時代。その中から何を選ぶべきか? 一番確実なのは、過去の"成功体験"に学ぶことだ! というわけで、昨夏バカ売れした商品、品薄になった商品を中心に、実績十分の品々を紹介しよう。

■まずはワークマンとロフトで聞いてみた

まず訪れたのは、灼熱(しゃくねつ)地獄となる建設現場の作業員たちに支持されるワークマンの都内店舗。スタッフによると、よく売れるのはやはり、腹部の両サイドに小型扇風機を搭載した「空調服」だという。

「この1、2年でスポーティなデザインのウエアも数多く登場し、作業員以上に一般の方が購入されます」

さらに、昨夏は冷感仕様のボクサーパンツ「アイスチャージ」(780円)が人気に。冷感性のある鉱石(ヒスイ)をパウダー状にして下着の糸に練り込み、「一度はいたら離れられなくなる、ひんやりと気持ちいい肌触り」が支持されるポイント。股下の蒸れを防ぐ速乾性の高さも現場作業員に重宝される理由だとか。

続いて訪れたのは、渋谷ロフト。店に入ると目の前に日傘が多数並ぶ傘売り場が。

「最近の日傘は強い日差しにも急な雨にも対応できる晴雨兼用の商品がトレンドで、昨夏も売り上げが大きく伸びました」(ロフト広報室)

今年はスマートフォンより軽い約85gという最軽量級の「マジカルテックプロテクション」(ムーンバット、店頭価格4400円/50㎝ ブラック)の売り上げが急伸。4月中旬から2ヵ月でシリーズ累計1万700本販売のヒット商品に。

店内で目立っていたのは、着ているシャツにシュッとかければ"秒"で涼感が得られる速効性が支持され、ここ1、2年で一気に浸透した衣類用冷却スプレー。ロフトでも特に販売数が多いのが、香りなどが異なる6商品を展開する「ひんやりシャツシャワー」(ときわ商会、店頭価格1375円~)シリーズだ。

「気化熱とメントールの作用でひんやり感が30分~1時間程度持続し、汗臭さや加齢臭などを抑える消臭効果を持つ」点が特徴で、発売14年目のロングセラー商品だが、「災害級の暑さ」「殺人猛暑」などと報じられるようになったこの数年で販売数が急伸。昨年は店舗によっては、ひとり3本までの本数制限をかけざるをえないほどの売れ行きだったという。

そして今年はそれを大幅に上回る勢い。4月中旬からの2ヵ月間で、前年同期の2倍近い1万7500本を販売。記者も試しに、シリーズ一番人気という「ストロング レベルMAX」をシャツに噴射すると、体感的には3秒でひんやり。というか、寒い......!

「記者さん、スプレーは1、2回で十分な冷涼感を感じていただけますので、噴霧しすぎです」

同シリーズは、運動部所属の中高生の保護者に重宝されているという。

■熱中症予防に新たなトレンド?