関西 今日10日(火) 帰宅時間は急な激しい雨や雷雨の恐れ 道路の冠水などに警戒
関西での大気の不安定な状態による局地的な雨や雷の注意喚起。
今後も夜にかけて雨雲が発達し、豪雨や突風に備える必要がある。
ゲリラ豪雨に備えた避難の際の注意事項。
今日10日(火)の関西は、大気の状態が不安定になっています。中部や南部を中心に、所々に発達した雨雲が見られ、雷も発生しています。このあとも局地的に雨雲が発達し、帰宅ラッシュの時間に重なる恐れがあります。低い土地の浸水に警戒し、河川の増水や落雷、突風に十分注意をしてください。
関西では、今日10日(火)は南東から暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、紀伊半島の南東側で午前中から断続的に雨が降っており、局地的に激しく降っています。そのほかの各地は、午前中は晴れて日差しが多く降り注ぎましたが、気温が上がり、午後になってからは大阪など中部のあたりでも雨雲が発達しています。
今日は、このあとも夜にかけて大気の不安定な状態が続く見込みです。所々で雨や雷雨となり、局地的に激しく降る恐れがあります。低い土地の浸水や道路の冠水に警戒し、河川の増水や落雷、突風に十分注意をしてください。
ちょうど帰宅時間帯にあたる可能性もあります。雷の音が聞こえたり、黒い雲が近づいてきたりした場合は、頑丈な建物に入るなど、安全な場所に移動するようにしてください。
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。
