八代弁護士「ああいう言い方は言語道断」 兵庫県知事はパワハラ疑惑告発者に「うそ八百」

AI要約

元県民局長が兵庫県知事のパワハラ疑惑を告発し、知事の否定に疑問が呈された。アンケートでパワハラ事例が出た上、元県民局長の死亡が判明したことも明らかになった。

弁護士は自衛隊幹部のパワハラ告発について説明し、内部告発が信頼できない場合は弁護士に相談する選択肢もあると指摘した。

コメンテーターは知事の対応を批判し、パワハラ問題に対する取り組みの不十分さを指摘した。

八代弁護士「ああいう言い方は言語道断」 兵庫県知事はパワハラ疑惑告発者に「うそ八百」

 八代英輝弁護士が11日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)に出演。斎藤元彦兵庫県知事が自身のパワハラ疑惑で一部マスコミに告発した元県民局長に「事実無根」「うそ八百」「公務員として失格」などと非難して否定も、その後の県職員へのアンケートでパワハラ事例が出てきた上、元県民局長は今月7日に死亡が判明していた件で、「ああいう言い方をするのは言語道断」と断じた。

 八代弁護士は、自衛隊幹部のパワハラについて告発する方法について例に挙げ、「内部で告発しても信用できない場合、弁護士にお願いする手もある。弁護士は守秘義務がある。いくつものチャンネルを設けている。組織の長は、よりよい組織を作るためにお願いする立場のはず」と語った。

 コメンテーターで教育アドバイザーの清水章弘氏は「パワハラ事例が噴出したのが何よりもの証拠。内側から改革していかなければいけないのに、機能していないと気づいて訴えた。知事は見せしめで告発した人を公で否定した。人権をこれだけ大切にしている時代に、どうしてできないのか不思議」と、知事の対応を批判していた。