旧優生保護法の違憲判決、岸田首相が17日に原告らと面会…「心から深くおわび申し上げる」

AI要約

岸田首相は、不妊手術を強制した旧優生保護法が憲法違反とされた最高裁判決について、原告らとの面会を17日に行うことを明らかにした。

首相は判決を受け、政府として反省の意を示し、補償のあり方について迅速に結論を出すことや、原告らとの面会を月内に実施する方針を関係閣僚に指示した。

政府はこの問題に関して真剣に取り組み、被害を受けた当事者に対して誠実な対応を行う姿勢を示している。

 岸田首相(自民党総裁)は9日午前の自民党役員会で、障害などを理由に不妊手術を強制した旧優生保護法が憲法違反とされた最高裁判決を受け、原告を含めた当事者らと17日に面会することを明らかにした。

 首相は役員会で、「(3日の判決後に)政府として真摯(しんし)に反省し、心から深くおわび申し上げると明確に言った」と説明した。首相は判決を受け、新たな補償のあり方について可能な限り早急に結論を出すことや、月内に原告らとの面会を調整することを関係閣僚に指示していた。