熱中症警戒アラート 今季最多26地域に発表 あす北関東などで40度迫る予想も

AI要約

全国で危険な暑さが予想され、熱中症に警戒が必要。

気象庁と環境省が熱中症警戒アラートを発表、26地域が対象。

静岡市では猛暑で熱中症患者も出ており、40度に迫る予想。

熱中症警戒アラート 今季最多26地域に発表 あす北関東などで40度迫る予想も

きょうも全国の広い範囲で危険な暑さが予想され、熱中症に警戒が必要です。熱中症警戒アラートの発表地域は、今年最多を更新しています。

日本付近は梅雨前線の活動が弱まり、太平洋高気圧に覆われている影響で、最高気温は西日本と東日本で35度を超える所が多くなる見通しです。

東京都心では午前9時には30度に達し、このあと35度まで気温が上がる見込みです。

気象庁と環境省は熱中症の危険性が極めて高まるとして、関東から沖縄にかけて、今年最多となる26の地域に「熱中症警戒アラート」を発表しています。

あすは北関東などでさらに気温が上がり、40度に迫る予想となっていて、命にかかわる暑さに警戒が必要です。

日中の最高気温が37度と予想されている静岡市では、朝9時の時点ですでに30度を超え、湿度も高く蒸し暑くなっています。午後にかけては山を越えた風で気温が上がる「フェーン現象」が加わり、猛烈な暑さになる見込みです。

「暑くて耐えられない。もう夏バテです。食欲が落ちているんで」

「夜が寝づらいです」

静岡県内では、ここ数日、危険な暑さが続いていて、きのうは庭先や道路上で倒れていた90代の男女2人が熱中症で重症となり、病院に運ばれました。