乗用車に赤色灯やサイレン取り付ける改造、無職男「覆面パトカー仕様に憧れあった」…容疑で追送検

AI要約

福岡県で覆面パトカーを装った乗用車とタクシーの衝突事故で4人が負傷。乗用車を運転していた男が道路運送車両法違反の疑いで追送検された。

男は乗用車に赤色灯やサイレンを取り付け、覆面パトカー仕様に改造したとして容疑を認め、憧れがあったと供述。

男は緊急走行中にタクシーと衝突し、4人を負傷させて逮捕・起訴されていた。自動車運転死傷行為処罰法違反の容疑も持つ。

 緊急走行する覆面パトカーを装った乗用車とタクシーが交差点で衝突し、タクシーの乗客ら4人が負傷した事件で、福岡県警中央署は1日、乗用車を運転していた長崎市西町、無職の男(24)を道路運送車両法違反の疑いで福岡地検に追送検した。

 発表によると、男は1月18日午後、乗用車に赤色灯やサイレンを取り付けるなど、保安基準に適合しなくなる改造を行った疑い。容疑を認め、「覆面パトカー仕様に憧れがあった」などと供述しているという。

 男は2月、この乗用車で緊急走行する覆面パトカーを装い、福岡市天神の交差点に進入。タクシーと衝突し、4人を負傷させたとして自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕、起訴されていた。