能登半島地震から半年 石原良純「時間が止まったまま」玉川徹氏「過疎地の人口流出が加速する」

AI要約

石川県輪島市の能登半島地震被災地のガレキが残る光景が半年後も続いていることに石原良純が驚く。

玉川徹氏は人口流出の課題を指摘し、地震被災地の過疎地での人口減少が深刻化している現状を語る。

東日本大震災の教訓から、地域の再生や若者の定住を促すための対策が必要であるとの警鐘を鳴らす。

能登半島地震から半年 石原良純「時間が止まったまま」玉川徹氏「過疎地の人口流出が加速する」

 1日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)で、元日の発生から半年を迎えた能登半島地震の被災地について特集された。ガレキが残ったままの石川県輪島市の光景に、タレント石原良純は「1月1日から本当に時間が止まったままの景色にがくぜんとします」と、息をのんでいた。

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏は人口流出の問題を指摘した。「地震とか大きな災害があった場所で、もともと過疎だったところが加速する」とした。1~3月で1582人、前年の4倍くらい人口が流出したと具体的な数字で説明した。玉川氏は東日本大震災の例に出した。「岩手県の沿岸の12市町村の人口が23%減っている。もともと10%位の減少率が倍以上になった。特に若い人が減っている。高齢化と人口減少が加速している。これが現実。どういうふうにしてダメージを少なくするか、知恵を出さないと難しい。コンパクトに小さくということを皆さんで考えていかないと」と対応策も挙げていた。