# 地域再生

九州北部豪雨から7年 復旧進んだが消えた集落 住民つながり課題
2024.07.05

九州北部豪雨から7年 復旧進んだが消えた集落 住民つながり課題

 記録的な大雨で福岡、大分両県で関連死を含めて40人が亡くなり、2人が行方不明となった2017年の九州北部豪雨から、5日で7年を迎えた。 死者、行方不明者が35人に及んだ福岡県朝倉市では午前10時、市内全域で追悼のサイレンが鳴り響いた。市役所では半旗が掲げられ、林裕二市長ら職員約

豪雨4年、熊本を復興のモデルに 知事「道半ば」、地域再生に重点
2024.07.04

豪雨4年、熊本を復興のモデルに 知事「道半ば」、地域再生に重点

 熊本県は4日、2020年7月の豪雨の復旧・復興本部会議を開き、災害復旧の進み具合や復興方針などについて確認した。木村敬知事は「復興はまだまだ道半ばだ。新しい大規模災害後の地域復興のモデルになるように頑張りたい」と述べ、現行の復興プランをより地域の再生と発展に重点を置くよう改定すると明らかにし

帰還諦め戻らぬ住民 復興工事、用地取得が難航 熱海土石流、3日で3年
2024.07.03

帰還諦め戻らぬ住民 復興工事、用地取得が難航 熱海土石流、3日で3年

 静岡県熱海市の伊豆山地区で発生した土石流災害は3日で発生から3年となった。 原則立ち入り禁止の警戒区域は10カ月前に解除されたが、帰還を諦めた世帯は少なくない。復興に向けた工事は、必要な用地取得が難航。再建の見通しは立っていない。 市は2022年に復興計画を策定し

能登半島地震から半年 石原良純「時間が止まったまま」玉川徹氏「過疎地の人口流出が加速する」
2024.07.01

能登半島地震から半年 石原良純「時間が止まったまま」玉川徹氏「過疎地の人口流出が加速する」

 1日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)で、元日の発生から半年を迎えた能登半島地震の被災地について特集された。ガレキが残ったままの石川県輪島市の光景に、タレント石原良純は「1月1日から本当に時間が止まったままの景色にがくぜんとします」と、息をのんでいた。<

夏祭り先陣、準備着々 能登町の豪快「あばれ祭」 地域再生に思い込め
2024.06.28

夏祭り先陣、準備着々 能登町の豪快「あばれ祭」 地域再生に思い込め

 石川県能登町宇出津(うしつ)地区では、7月5~6日にある恒例の「あばれ祭」に向けた準備が大詰めを迎える。 ただ、能登半島地震で住宅が損壊し、祭りに参加するため帰省する家族を受け入れられずに不参加を決めた町内会もある。それでも住民は「祭りは人生の中心。地域再生につなげたい」と意気

観光白書2024が発刊、消費拡大効果高いコンテンツを重点支援、カギは地方部での滞在の促進
2024.06.19

観光白書2024が発刊、消費拡大効果高いコンテンツを重点支援、カギは地方部での滞在の促進

政府は2024年6月18日、令和6年(2024年)版「観光白書」を閣議決定し、発刊された。今回の白書は3部構成で、特に第III部で2024年度に講じようとする施策について、観光立国推進基本計画の柱となっている「持続可能な観光地域づくり」「地方を中心としたインバウンド誘客」「国内交流拡大」の観点