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大屋根リングを間近に 万博会場で見学ツアー
日本国際博覧会協会は、2025年大阪・関西万博の会場となる人工島「夢洲」で建設中の「大屋根リング」の一般向け見学ツアーを実施。
リングは世界最大級の木造建築物となる予定で、高さ最大20メートルの1周約2キロある。参加者はリングを体験し、万博への期待が高まった。
リングの建設費は344億円で、批判もあるが、万博担当相は多くの人々に建築の技術を体感してもらう重要性を強調。
日本国際博覧会協会(万博協会)などは30日、2025年大阪・関西万博の会場となる人工島「夢洲」(大阪市)で、シンボルとして建設中の「大屋根リング」の一般向け見学ツアーを実施した。
参加者はバスから会場内を見学した後、リングに登り、説明を受けた。
リングは1周約2キロ、高さ最大20メートルで、完成すれば世界最大級の木造建築物となる。参加した大阪府八尾市の大学生、木村侑平さん(18)は「すごい規模感で、実際の万博がとても楽しみになった」と語った。
リングの建設費は344億円。「無駄遣い」との批判もあるが、自見英子万博担当相は、記者団に「多くの方々にリングを体感していただいた意義は本当に大きかった。建築の技術を間近で見てもらうのは重要だ」と述べた。