夏のボーナス 奈良県職員は平均82万円、知事は300万円

AI要約

奈良県と市町村が公務員の夏のボーナスである期末・勤勉手当を支給した。奈良県では職員1万4442人に対し119億円を支給し、平均支給額は82万4365円だった。

山下知事への支給額は300万643円であり、最も高額だった市長は橿原市と生駒市の市長で246万8379円だった。

市町村や県内の公務員に支給されたボーナスには様々な支給額があり、それぞれの役職によっても支給額が異なることがわかる。

夏のボーナス 奈良県職員は平均82万円、知事は300万円

奈良県や県内の市町村は28日、公務員の夏のボーナスにあたる期末・勤勉手当を支給した。県は職員1万4442人(平均年齢40・9歳)に対し、総額119億円を支給。1人当たりの平均支給額は82万4365円、支給月数は2・250カ月だった。県人事委勧告により、前年同期と比べ支給月数が0・075カ月分引き上げられ、1人当たりの平均支給額は3万5273円増えた。

山下真知事への支給額は300万643円。副知事は湯山壮一郎氏が241万1630円、4月に就任した福谷健夫氏が72万3489円。県議では議長が234万3743円、副議長が204万7436円、議長・副議長以外の議員は188万9567円だった。

奈良市では職員2434人(平均42・2歳)に対し、総額19億4849万円を支給した。1人当たりの平均支給額は80万527円。市長への支給額は235万1712円で、議長は175万3702円だった。また香芝市は今月2日に退任した前市長の福岡憲宏氏に169万4747円を支給した。

県内市長で最も高額だったのは橿原市の亀田忠彦市長と生駒市の小紫雅史市長で246万8379円。最も低かったのは葛城市の阿古和彦市長で111万1298円だった。