福岡県警巡査、中学生に不同意性交の疑い 「性欲抑えられなかった」

AI要約

16歳未満の女子中学生と性交した疑いで福岡県警が巡査を書類送検し、懲戒免職にした。

巡査は中学生とスマートフォンゲームで知り合い、交際を始めていたが、不祥事が発覚し、容疑を認めた。

懲戒処分が続く中、県警は再発防止に向けて職員の指導を徹底するとしている。

 16歳未満の女子中学生と性交したなどとして、福岡県警は27日、第2機動隊所属の巡査の男(22)=北九州市小倉北区=を不同意性交などの疑いで書類送検し、懲戒免職にしたと発表した。検察に起訴を求める「厳重処分」の意見をつけたという。

 発表によると、巡査は今年4月26日夜、県内の交際中の女子中学生の自宅で、中学生にキスするなどし、翌27日未明に性交した疑いがある。「性的欲求を抑えられなかった」と容疑を認めているという。

 監察官室によると、巡査は1月、スマートフォンのオンラインゲームで中学生と知り合い、4月中旬から交際を始めた。4月28日夜、2人が飲食店で別の事案の関係者と一緒にいるのを警察官が見つけ、発覚したという。

 県警では不祥事が続いており、今年に入り懲戒処分は12人目。土谷武紀首席監察官は「職員の指導を徹底し、再発防止に努める」としている。