埼玉の税務署員、賭博2億円超か 海外サイト利用、停職3カ月

AI要約

関東信越国税局は埼玉県内の税務署勤務の20代男性職員が海外のオンラインカジノで2億円超の賭け金を申告せずに賭けていたことが明らかになり、懲戒処分を受けた。

職員は約9万8千回にわたって海外カジノで賭けを行っており、取得した利益を再び賭けに回していた。不正行為は2021年11月から23年12月にかけて続いていたが、22年10月に上司に発覚した。

事実を認めた職員は同日に依願退職し、懲戒処分を受けることになった。

 関東信越国税局は27日、海外のオンラインカジノで総額2億円超の金を賭けたなどとして、埼玉県内の税務署に勤務する20代男性職員を停職3カ月の懲戒処分とした。利益の一部は確定申告していなかったという。職員は事実関係を認め、同日、依願退職した。

 同国税局によると、職員は2021年11月~23年12月、職場や在宅勤務中にスマートフォンで複数の海外カジノに賭けたり、競輪アプリでレースへの投票をしたりしていた。海外カジノでの賭博行為は勤務時間外を含め、少なくとも約9万8千回にわたり、得た利益を賭け金に回していた。

 22年10月、職場の上司との面談で発覚した。