22人の関連死を正式認定 輪島市と七尾市 能登地震

AI要約

輪島市と七尾市で22人の能登半島地震関連死が正式に認定された。

関連死者は停電による肺炎や転院による体力低下などが原因で、80歳以上が多かった。

これで地震関連死者は282人となり、さらに18人が関連死とされる見込み。

 石川県輪島市と七尾市は27日、能登半島地震の災害関連死とするよう県などの審査会から答申された計22人全員について、正式に関連死と認定した。

 

 22人は、18日に答申が出た輪島市の19人と七尾市の3人。両市によると、停電により暖房が使えない状況で肺炎にかかったり、転院を余儀なくされ長期間の搬送で体力が低下したりしたケースが含まれる。年代公表を了承した11人全員が80歳以上だった。

 地震の死者として正式に認定されたのはこれで282人。25日に審査会が関連死と答申した18人は来週にも被災自治体が認定手続きを行う。