石川、能登地震犠牲者300人に 災害関連死18人追加認定へ

AI要約

石川県は25日、能登半島地震の関連死について18人を追加で認定し、計70人に上る見通しとなった。

関連死の認定申請は200人を超え、月1回のペースで審査を継続する予定。

珠洲市、穴水町、能登町で合同審査が実施され、23人のうち18人の関連死が認定された。

 石川県は25日、能登半島地震の「災害関連死」として18人を追加で認定することを決めた。関連死は、既に正式認定された30人、認定が決まっている22人と合わせて計70人になり、地震犠牲者は、家屋の下敷きになるなどの直接死230人と合わせ300人に上る見通しとなった。

 各市町に対する関連死の認定申請は、計200人を超える。県によると、7月以降も各市町で月1回のペースで、関連死の認定について判断する審査をする予定。

 県は25日、珠洲市、穴水町、能登町との合同審査を実施した。審査した23人のうち認定が決まったのは珠洲市3人、穴水町6人、能登町9人。近く各市町が正式に認定する。