PTA協議会の485万円横領か、さいたま市の元会長ら3人逮捕…不明瞭な支出計1079万円

AI要約

さいたま市PTA協議会から現金約500万円が横領された事件で、元会長と会社役員、保険会社役員が逮捕された。

逮捕された3人は、市P協の預金口座から385万円を送金し、100万円を引き出して横領した疑いがかけられている。

県警は横領した金の一部が個人的用途に使われた可能性があるとして捜査を進めている。

 さいたま市PTA協議会(市P協)が管理する現金約500万円を横領したとして、埼玉県警は26日、市P協の元会長だった同市の農業の男(59)、会社役員の男(54)と、同市の保険会社役員の男(53)を業務上横領の疑いで逮捕した。

 発表によると、元会長の男2人は、2022年4月11日、市P協の預金口座から385万円を保険会社役員の男の会社名義の口座に送金したほか、100万円を引き出して横領した疑い。

 県警は、3人が横領した金の一部は個人的な用途に使われたとみている。認否は明らかにしていない。

 市P協は今年3月、男2人が会長を務めていた2019~22年度の間に、計1079万円の不明瞭な支出があったとする第三者委員会の調査報告書を発表していた。