「威圧感を与える」と控えがちだったが…警察官も「サングラス着用します」私物でシンプルなものを 県警が正式に認める
長野県警は7月1日から警察官の勤務中のサングラス着用を正式に認めた。これまでも禁止ではなかったが、サングラスが県民に威圧感を与える可能性があるとされていた。
新たに設けた指針ではサングラスはシンプルなもので、主に屋外での活動での着用が想定されている。しかし、社会通念に反する場合は慎むべきだとしている。
他の県警でもサングラスの着用が認められる動きが広がっており、長野県警でも現場からの要望があったことを明らかにしている。
長野県警は7月1日から警察官の勤務中のサングラス着用を正式に認めた。これまでも禁止ではなかったが「県民に威圧感を与える」「品行方正な印象を損なう可能性がある」などと控えがちだったという。
パトカーに乗り込んだ2人の警察官。車内で着用したのはサングラス。
長野中央警察署地域課の井口佳名子巡査は 「パトロールをしている最中に日光がまぶしく感じることがあったので、サングラスを今回かけられるようになって、大変うれしく思っております」 と話した。
長野県警の警察官は7月1日からサングラス着用が正式に認められた。紫外線による健康被害防止やパトロール中などのまぶしさを軽減することが目的だ。
これまで禁止ではなかったが、白バイ隊員以外の警察官は「県民に威圧感を与える」「品行方正な印象を損なう可能性がある」などと控えがちだったという。
新たに設けた指針ではサングラスは警察官の私物でシンプルなもの。パトロールや取り締まりなど屋外での活動での着用を想定し、社会通念上、適当ではない場合は慎むとしている。
長野県警警務課の小林庸典課長補佐は「サングラスを着用することになりますけども、これまでと変わらず、市民に寄り添った警察活動を展開してまいりますので、ご理解をよろしくお願いいたします」 と話した。
サングラスの着用は他の県警でも認める動きが広がっていて、今回、現場から要望もあったという。
（長野放送）
