【独自】関係悪化?岸田首相と麻生副総裁が会談「有意義だった」

AI要約

岸田首相と麻生副総裁が関係悪化を解消するための会談を行った。会談は有意義で、意思疎通が図れたという。

政治資金規正法の対応をめぐり、岸田首相と麻生副総裁の関係が悪化していたが、会談によって雑音が消えた可能性がある。

党内の三角関係も複雑で、岸田首相と麻生副総裁の関係は再び良好なものになるか注目される。

【独自】関係悪化?岸田首相と麻生副総裁が会談「有意義だった」

関係悪化していた、岸田首相と麻生副総裁が会談。出席者は周辺に「有意義だった」と話した。首相側近議員は「溝はあったが、会って話せばわかる2人」

政治資金規正法の対応をめぐり、関係が悪化していた岸田首相と麻生自民党副総裁。2人が、18日都内のホテルで夕食を共にした。岸田首相から誘ったという会だったが、出席者よると「有意義な会談になった」という。首相側近議員は「じっくり話せたことで、意思疎通が図れたのでは」。首相周辺は「2人の関係にそもそもヒビははいってないし、きょうで雑音は消えたのでは」と話している。

そもそも、岸田首相、麻生副総裁、茂木幹事長の“三角関係”は複雑だった。当初は3頭政治と呼ばれていたが、岸田首相と茂木幹事長との関係が悪化。岸田首相としては、麻生副総裁を頼っての政権運営となっていたが、政治資金規正法改正案をめぐり、岸田×麻生の関係が悪化。そうした中で、先週、麻生副総裁と茂木幹事長の会食が憶測を呼んでいた。会談は3時間を超え、さらに岸田首相が外国訪問中だったこともあり、関係者は「麻生さんが岸田さんに怒り、茂木さんについたのでは?」との憶測も。

こうした中行われた、岸田首相と麻生副総裁との会談。関係者によると、先週12日に岸田首相がサミット出席のために日本を離れる前に調整していたが、実現せず延期された会談だったという。注目の会談は2時間半にわたって行われ、関係者によると「麻生さんが次の予定があって、早く切り上げた」との事。出席者は周辺に「有意義な会談だった」と。首相側近議員は「もともと2人は長い関係だ。関係が崩れることはない。首相周辺も「最近疲れがみえていたが、きょうの会合がうまくいったのか首相はリラックスしていた」と話している。

19日には党首討論が行われる。求心力低下が続く中で、今夜の会合を受けて岸田首相の打つ手は…