長谷川岳参院議員に自民道連会長「立ち位置を自覚して」…来賓の鈴木宗男氏「ビシッとけじめを」

AI要約

自民党北海道連の定期大会が開かれ、長谷川岳参院議員への威圧的言動が問題視されていることが取り上げられた。

中村裕之道連会長は、長谷川氏に対して適切な立ち位置を自覚するよう求め、問題解決に向けた適切な対応を望んでいる。

大会では、党派閥の政治資金規正法違反事件を受け、信頼回復への取り組みが議論され、渡海紀三朗・党政調会長の講演も行われた。

 自民党北海道連は16日、札幌市内で定期大会を開いた。自治体職員らへの威圧的言動が問題視される長谷川岳参院議員に対し、中村裕之道連会長は「いまだに許していない方がいる。本人が収束に向けて立ち位置を自覚してほしい」と求めた。

 長谷川氏を巡っては、一部の道議から叱責(しっせき)されたなどの訴えも出ており、道連が事実関係の確認を進めてきた。中村会長は「人権を尊重する社会で、ハラスメントを許すわけにはいかない」と強調。問題解決に向け、適切な対応を長谷川氏に望んだ。

 大会には道内選出国会議員や地方議員ら約600人が出席。来賓であいさつした新党大地代表の鈴木宗男参院議員が「ビシッとけじめをつけた方が良い」と提案する一幕もあった。長谷川氏は「おごりがあったことをおわびする」と述べた。

 また大会では、党派閥の政治資金規正法違反事件を受け、信頼回復への取り組みなどの活動方針が議論された。渡海紀三朗・党政調会長の講演も行われた。