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岸田首相と麻生氏が会食 自民党総裁選前に関係修復図る狙いか
岸田文雄首相が麻生太郎副総裁と会食し、政治資金規正法改正を巡る対立を関係修復する意図があるとされる。
首相と麻生氏らは政治日程について意見交換を行ったとみられる。
規正法改正を巡って首相と麻生氏の意見の相違があったが、会食を通じて調整が図られた。
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岸田文雄首相は18日夜、自民党の麻生太郎副総裁と東京都内のホテルで会食した。派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡り、首相と麻生氏らとの対立が表面化しており、首相としては9月の党総裁選を見据えて関係修復を図る狙いがありそうだ。今後の政治日程についても意見を交わしたとみられる。
政府関係者によると、会食は首相側から呼びかけた。
規正法改正を巡っては、首相がパーティー券購入者の公開基準額を「5万円超」へ引き下げることを決めたのに対し、麻生氏と茂木敏充幹事長は「10万円超」にとどめるよう求めていた。麻生氏は首相外遊中の14日には都内で茂木氏と会食していた。【高橋祐貴、園部仁史】