工事完了時期が「2029年度中」まで遅れると発表 JR東海 リニア中央新幹線の第二大井トンネル 当初は「2027年中」

AI要約

JR東海は、リニア中央新幹線の第二大井トンネルの工事完了時期が2029年度中に遅れることを明らかにした。

工事内容に変更はなく、工期の遅れは慎重な工事が必要なことや開業時期の見通しがずれた影響を受けたことによるもの。

JR東海は施工業者を今年中に選定し、住民説明会を経て着工する予定。

工事完了時期が「2029年度中」まで遅れると発表 JR東海 リニア中央新幹線の第二大井トンネル 当初は「2027年中」

JR東海は6月18日、岐阜県恵那市に新設するリニア中央新幹線の第二大井トンネルについて、当初「2027年中」としていた工事の完了時期が「2029年度中」まで遅れることを明らかにしました。

工事の内容などに変更はないということです。

工期が遅れる理由についてJR東海は、工事を予定している場所が地表に近いため慎重に工事をする必要があることや、リニア中央新幹線の開業時期が「2027年」から「2034年以降」にずれ込む見通しが示されたことなどを受け、合理的に判断したと説明しています。

JR東海は今後、施工業者を公募し、今年度中に業者と契約を結び、住民説明会などを経て着工する予定です。