小池氏、18日に公約発表 「与野党対決」の見方けん制 都知事選

AI要約

東京都の小池百合子知事は都知事選に立候補し、公約を18日に発表する意向を示した。

選挙戦では子育てや介護施策を訴え、災害対策も重要視している。

与野党対決を避け、都政の課題に焦点を合わせた政策論争を主張している。

 東京都の小池百合子知事(71)は14日、立候補を表明している都知事選(20日告示、7月7日投開票)での公約について、18日に発表する意向を明らかにした。

 「『都民ファーストの都政を』ということで(過去の選挙では)訴えてきた。それをよりバージョンアップする」と述べた。

 選挙戦では、子育てや介護の関連施策などを訴える。また、災害などから「どうやって都民を守っていくのか、首都を守っていくのかということは大きな争点・課題だ」と語った。

 今回の知事選が「与野党対決」とみられていることに対し「国政を持ち込むと、かえって都民の皆さんは戸惑うのではないか」とけん制。あくまで都政の課題を中心に政策論争をするべきだとの考えを示した。選挙戦は、自民、公明両党が支援する小池氏に、立憲民主、共産、社民各党が支援する蓮舫参院議員(56)らが挑む構図となっている。