小池都知事あいさつ回りで明確「各会派の温度差」 立候補40人超…政見放送約4時間?

AI要約

小池百合子知事が都知事選挙に出馬表明し、東京大改革3.0を進める意向を示す。

出馬表明のタイミングや意気込み、公約の具体性が報道陣とのやりとりで語られる。

候補40人中、他候補についてはそれぞれが主体的に進めるべきとコメント。

小池都知事あいさつ回りで明確「各会派の温度差」 立候補40人超…政見放送約4時間?

 東京都の小池百合子知事が、来月7日投開票の都知事選挙に立候補すると12日に表明しました。決意表明では「変えるべきは変え、守るべきは守る。東京大改革3.0を進めていく」という考えを示しました。

 小池知事は12日夜、報道陣の取材に応じました。

小池知事

「今回3期目の挑戦ですけれども、1期・2期、2016年・2020年ともに、無所属で政党の推薦なしで戦っておりますので、3回目も同様にしたいと思っています。都民の皆さんにご推薦いただく、そういう戦いにしていきたい」

 事態が大きく動いたのは、12日の午後でした。

小池知事

「もっとバージョンアップさせた東京大改革3.0を進めていく。その覚悟を持って7月の東京都知事選挙への出馬を決意いたしました。これからも都民のために都民と共に、もっともっと都政の発展へと全力を尽くしてまいります」

 これまで明言を避け続けてきた小池知事が、ついに出馬を表明しました。その後、報道陣の前に姿を見せると、まず口にしたのが…。

小池知事

「今リアル(生中継)でやってらっしゃるのはどこ?はいそちら、分かりました」

 出馬表明直後の午後2時半すぎは、午後の情報番組が放送されている時間です。生放送を行っているテレビ局のカメラがある画面右側の方へ視線を寄せた時の言葉に注目しました。

小池知事

「今、歩みを止めてはいけない。そういう東京都政にとっても極めて重要な場面だということから、今申し上げましたように、変えるべきは変え、守るべきは守る。東京大改革3.0を進めていく」

「(Q.具体的な公約は?)基本的に現職でございます。これからも選挙戦に向かっても公務を最優先にしていく。そしてまた公約については、むしろ毎日が公約のようなものでございますけれども、時代も変わる、変化が大変激しゅうございます。しっかりまとめていき、近いうちにお伝えする機会があると思います」

 報道陣との質疑応答では、こんなやりとりもありました。

小池知事

「(Q.『後だしじゃんけん』という声もあるが、他の候補をみて今回の出馬表明になったのか?)(公約を)今まとめているということだけで、候補40人ぐらいおられるので、全部目配りしているわけではございません。それぞれ主体的に進めるべきもの、公約とはそういったものだと思います」