田崎史郎氏、小池氏の出馬表明タイミングに「都知事選は後出しじゃんけんがついて回ります」
AI要約
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が東京都知事選について解説。立憲民主党の蓮舫参院議員が立候補を表明し、小池百合子都知事も出馬表明を控える状況。
小池都知事は過去の都知事選で後出しジャンケン戦略を展開。都知事選には40人以上の立候補者が現れている。
田崎氏は候補者の動向や選挙戦略について分析。都知事選の展開に注目が集まっている。
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が11日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。東京都知事選（6月20日告示、7月7日投票）について解説した。
今回の都知事選では、5月27日に立憲民主党の蓮舫参院議員が早々と立候補を表明した。「批判ばかりと批判されている蓮舫です」と街頭演説するシーンを見た田崎氏は、「ハッキリ言われる方」と笑った。
小池百合子都知事は12日、都議会本会議の最終日に3選出馬表明をするとみられている。すでに都民ファーストの会、都議会公明党、都内有志の市区町村長から出馬を要請されている。自民党都連も早々と指示の方針を打ち出している。
田崎氏は「5月29日の都議会開会日に出馬表明とみられていましたが、2日前に蓮舫さんが手を挙げた。その渦を避けた。小池さんは『定例会を進めるのが知事の務め』との発言通りにやられている」と分析した。
過去の都知事選で、小池都知事は2016年は7月14日の告示に対し、15日前の6月29日に出馬を表明した。20年は6月18日告示の6日前の12日に出馬表明。田崎氏は「都知事選は後出しジャンケンがついて回ります」などと話した。
都知事選にはこれまで40人以上が立候補を表明している。
