“首都直下地震で危険物流出”想定の訓練 東京・足立区

AI要約

東京消防庁が首都直下地震に備えて化学薬品の危険物流出の訓練を行った。

訓練では危険物の流出を防ぐ作業や化学物質に対応する消火活動が行われた。

6月2日からの1週間は危険物安全週間であり、火災の原因となる身近な物品にも注意が必要と呼びかけられている。

首都直下地震によって化学薬品などの危険物が流出したという想定で、東京消防庁は5日、東京・足立区の工場で訓練を行いました。

訓練は、首都直下地震によって化学薬品工場のタンクや配管から危険物が流出して火災が起きた想定で行われ、東京消防庁の隊員らが流出を防ぐ作業を確認したり、化学物質に対応できる車両が泡での消火活動を行ったりしました。

東京消防庁は6月2日からの1週間を「危険物安全週間」と位置づけていて、身近な消毒用アルコールやモバイルバッテリーなども火災の原因になりうるため、今一度、注意をしてほしいと呼びかけています。