社債発行元の社長ら3人再逮捕 「年2割の配当」と偽り販売容疑 警視庁

AI要約

無登録で社債への投資を募った不動産コンサルティング会社の社長らが逮捕された事件。警視庁生活経済課は、配当を払える見込みがないにも関わらず社債を販売して代金をだまし取ったとして、社債発行元の経営コンサル会社の社長ら3人を再逮捕。

再逮捕容疑は、トラステール社債を購入させることで1200万円をだまし取った疑い。金融商品取引法違反容疑で元社員も逮捕された。

警視庁生活経済課は、認否を明らかにしていない。事件は兵庫県の30代男性会社員らを被害にあわせたもの。

 無登録で社債への投資を募ったとして不動産コンサルティング会社「ザ・グランシールド」の社長らが逮捕された事件で、配当を払える見込みがないのに、社債を販売して代金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は5日までに、詐欺容疑で、社債発行元の経営コンサル会社「トラステール」社長の高橋章容疑者(61)ら3人を再逮捕した。

 

 ほかに、金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で、グラン社の元社員佐藤優磨容疑者(33)も逮捕した。同課はいずれの認否も明らかにしていない。

 再逮捕容疑は昨年1月、兵庫県の30代男性会社員ら3人に対し、「年2割の配当があり、満期には元本が戻る」と偽ってトラステール社債を販売し、代金計1200万円をだまし取った疑い。