# 社債

日本企業の外債発行が過去最高、三井住友FGは7300億円調達
2024.07.04

日本企業の外債発行が過去最高、三井住友FGは7300億円調達

(ブルームバーグ): 日本企業による外貨建て社債の発行が活発化している。米国の大統領選を控え、市場が不安定になる前に買収や成長戦略に充てる資金を確保する狙いがある。三井住友フィナンシャルグループは3日、5本立てで総額45億ドル(約7300億円)のドル建て債の発行条件を決めた。ブル

積水ハウスが大型劣後債、日本企業の円債発行は記録的ペース
2024.07.02

積水ハウスが大型劣後債、日本企業の円債発行は記録的ペース

(ブルームバーグ): 積水ハウスは2日、大型劣後債の発行条件を決定した。日本銀行が追加利上げに踏み切るとの観測が広がる中、国内市場では企業による社債発行が記録的なペースとなっている。積水ハウスは2本立てで総額2000億円の劣後債を起債した。調達資金は1月に発表した米M.D.C.ホ

新興国の公社債、ハードカレンシー建て発行鈍化へ-政治リスク念頭
2024.07.01

新興国の公社債、ハードカレンシー建て発行鈍化へ-政治リスク念頭

(ブルームバーグ): 新興国市場でのハードカレンシー建ての公社債発行はこの半年間に大きく膨らんだが、政治リスクをはらんだ7-12月(下期)に急減速しそうだ。ブルームバーグがまとめたデータによると、新興国市場の政府および企業による債券発行額は、2021年以降で1-6月(上期)として

ソフトバンクGが起債に向け投資家向け電話会議-ドイツ銀など主幹事
2024.06.25

ソフトバンクGが起債に向け投資家向け電話会議-ドイツ銀など主幹事

(ブルームバーグ): ソフトバンクグループが米ドル建てとユーロ建てでの起債に向け、25日からアジアと欧州で投資家向け電話会議を実施する。事情に詳しい関係者が明らかにした。同社はドイツ銀行、バークレイズ、HSBCをジョイント・グローバル・コーディネーターとして起用した。

世界の社債に暗雲、保有か売却か議論再び-米国債とのスプレッド拡大
2024.06.24

世界の社債に暗雲、保有か売却か議論再び-米国債とのスプレッド拡大

(ブルームバーグ): 世界の社債相場にとって、ある指標によれば今月は昨年後半以来最悪の月となりそうで、社債と国債の相対的価値に関する議論が再燃している。ブルームバーグの指数によると、過去3年間で最小付近だった社債スプレッドは、6月に入ってから約10ベーシスポイント(bp、1bp=

「夏のボーナス、どう運用する?」社債やネット銀行の定期など「確定利付き商品」にも注目
2024.06.24

「夏のボーナス、どう運用する?」社債やネット銀行の定期など「確定利付き商品」にも注目

 3月に日本銀行がマイナス金利政策を解除し、「金利のある世界」に戻って迎える夏のボーナスシーズン。東証プライム市場の上場企業では平均妥結額が初めて80万円台となった。新NISAブームもあり、ボーナスの運用を考えている人も多いだろう。そんな中、ネット専業銀行や地銀のインターネット支店では、金利上

レンタカーのハーツ、社債発行増額-傷んだ財務基盤強化目指す
2024.06.21

レンタカーのハーツ、社債発行増額-傷んだ財務基盤強化目指す

(ブルームバーグ): 米レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスは、社債の発行額を3割強の10億ドル(約1590億円)に増額した。同社の社債は格付けが投機的水準。電気自動車(EV)の大量発注でつまずいたハーツは財務基盤の立て直しに取り組む。テスラ車大量発注が誤算-米レン

マイクロストラテジー、ビットコイン資本市場を切り拓く:バーンスタイン
2024.06.20

マイクロストラテジー、ビットコイン資本市場を切り拓く:バーンスタイン

マイクロストラテジー(MicroStrategy)は単に企業財務を暗号資産(仮想通貨)に分散させているソフトウェア企業ではなく、ビットコイン(BTC)資本市場を切り開いていると資産運用大手バーンスタイン(Bernstein)は18日、リサーチレポートで述べた。「マイクロストラテジ

中南米債券のポートフォリオ組み入れは「必須」=UBS幹部
2024.06.19

中南米債券のポートフォリオ組み入れは「必須」=UBS幹部

Mehnaz Yasmin[18日 ロイター] - UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのアレホ・チェルウォンコ米州新興市場担当・最高投資責任者は17日の「ロイター・グローバル・マーケット・フォーラム」で、「中南米を見過ごすのは間違いだ」と述べ、アルゼンチンのドル建て

クオンツファンドAQR、転換社債アービトラージ復活に機会見いだす
2024.06.18

クオンツファンドAQR、転換社債アービトラージ復活に機会見いだす

(ブルームバーグ): クオンツファンドのAQRキャピタル・マネジメントは、株式への転換が可能な債券に絡むニッチな戦略の復活は続くとみている。金融危機の際に破綻したこの戦略は大きく復活を遂げている。転換社債とその原資産である株式との間の価格差を利用しようとする転換社債アービトラージ

マイクロストラテジーが5億ドルの転換社債を販売へ、ビットコイン追加購入目的で
2024.06.14

マイクロストラテジーが5億ドルの転換社債を販売へ、ビットコイン追加購入目的で

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が、総額5億ドル(約790億円)の転換社債を発行し、資金調達を行うことを6月14日発表した。なお、この転換社債の販売収益は、ビットコインの追加取得と一般的な企業目

プライベートレンダー、社債市場で積極調達-安価なファイナンス求め
2024.06.14

プライベートレンダー、社債市場で積極調達-安価なファイナンス求め

(ブルームバーグ): ブラックストーンやアレス・マネジメント傘下のプライベートクレジットファンドは、すでに記録的な資金を保有しているがさらに、投資適格社債市場という安価な資金調達先を見つけた。ドイツ銀行がまとめたデータによると、ビジネス・デベロップメント・カンパニー(BDC、投資

米社債スプレッド、年内小幅拡大へとUBS-炭鉱のカナリアにも言及
2024.06.14

米社債スプレッド、年内小幅拡大へとUBS-炭鉱のカナリアにも言及

(ブルームバーグ): 米社債のスプレッドは年末までに現行水準から小幅に拡大する可能性があるものの、概して社債に対する需要は旺盛で企業の業績も好調だ。UBSグループのストラテジストらがこうした見方を示している。米国の高格付け社債のスプレッドは現在の88ベーシスポイント(bp、1bp

〈国債は国の借金だからなくなればいいという間違い〉「無知からくる暴論」と髙橋洋一が徹底反論するワケ
2024.06.11

〈国債は国の借金だからなくなればいいという間違い〉「無知からくる暴論」と髙橋洋一が徹底反論するワケ

国債=国の借金のイメージが先立つが、実際には金融商品や災害時の資金集めとして機能する面もあるという。高齢者にとって役立つ「経済学」について基礎から解説した『60歳からの知っておくべき経済学』より一部抜粋、再編集してお届けする。政府の借金が増えすぎているため、借金が増

日鉄、社債1675億円発行
2024.06.07

日鉄、社債1675億円発行

 日本製鉄 <5401> は7日、劣後特約の付いた社債1675億円を発行すると発表した。払込期日は13日。当初年率は1.534~2.328%。米鉄鋼大手USスチールの買収完了後を見据え財務基盤の強化を図る。 

社債発行元の社長ら3人再逮捕 「年2割の配当」と偽り販売容疑 警視庁
2024.06.05

社債発行元の社長ら3人再逮捕 「年2割の配当」と偽り販売容疑 警視庁

 無登録で社債への投資を募ったとして不動産コンサルティング会社「ザ・グランシールド」の社長らが逮捕された事件で、配当を払える見込みがないのに、社債を販売して代金をだまし取ったとして、警視庁生活経済課は5日までに、詐欺容疑で、社債発行元の経営コンサル会社「トラステール」社長の高橋章容疑者(61)

「年利約20%社債」と説明し1200万円詐欺容疑で再逮捕…1300人から80億円集金か
2024.06.05

「年利約20%社債」と説明し1200万円詐欺容疑で再逮捕…1300人から80億円集金か

 東京都千代田区の債務保証会社「トラステール」の社長らが国に無登録で社債購入の勧誘をしていた事件で、警視庁は5日、同区内神田、同社社長高橋章被告(61)(金融商品取引法違反で起訴)ら3人を詐欺容疑で再逮捕したと発表した。再逮捕は4日。 発表によると、3人は共謀して昨年1月21日~

80億円集めた社債勧誘は「違法」──スタートアップは要注意、意外な“増資の落とし穴”
2024.06.04

80億円集めた社債勧誘は「違法」──スタートアップは要注意、意外な“増資の落とし穴”

 東京都中央区の資産運用コンサルティング会社、THE GRANSHIELDとその保証会社トラステール(東京都千代田区)の役職員ら計8人が、トラステールの社債を違法に勧誘し、80億円もの資金を調達した件で逮捕された。 コロナ禍で経営困難に陥った医療機関などの信用保証事業に関連して、

投資適格社債、19年以来最長の資金流入=BofA週間調査
2024.05.31

投資適格社債、19年以来最長の資金流入=BofA週間調査

Harry Robertson[ロンドン 31日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)のEPFRデータに基づく週間調査によると、29日までの週は投資適格社債ファンドに36億ドル流入した。資金流入は31週連続で2019年以降で最長。債券ファンド

資金流入が続く「米投資適格社債市場」の“好環境”【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフリサーチストラテジスト】
2024.05.31

資金流入が続く「米投資適格社債市場」の“好環境”【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフリサーチストラテジスト】

※本稿は、チーフリサーチストラテジスト・石井康之氏(三井住友DSアセットマネジメント株式会社)による寄稿です。■米投資適格社債の利回りは、今年に入りやや上昇(債券価格は下落)しています。代表的な指標(Bloomberg US Aggregate Corporate Index)の