【写真蔵】流麗な4シーター カブリオレ「マセラティ グランカブリオ」

AI要約

マセラティの2代目クーペ「グラントゥーリズモ」をベースにしたオープン4シーター「グランカブリオ」が2024年に日本市場に登場。デザインの破綻なく、リアフェンダーのラインなどが際立つスタイリッシュな外観。イタリアの職人技と高級素材を使用したインテリアや充実した快適装備も特徴である。

【写真蔵】流麗な4シーター カブリオレ「マセラティ グランカブリオ」

マセラティのクーペ「グラントゥーリズモ」をベースとしながら、より流麗なオープン4シーターとした「グランカブリオ」。そのディテールを写真で紹介しよう。

マセラティのスポーツクーペ、グラントゥーリズモは2022年12月に2代目にフルモデルチェンジし、2023年から日本に導入されている。そのオープンモデルであるグランカブリオも2024年3月に発表され、日本でも同年5月から受注を開始した。

グラントゥーリズモと同時進行で開発されたスタイリングは、オープン化に伴うデザインの破綻はなく、リアピラーやウインドーがないから、リアフェンダーのグラマラスなラインなどはグラントゥーリズモよりも際だって見える。ファブリック製の電動開閉ソフトトップは5色から選べ、車速が50km/h以下なら走行中でもわずか14秒で開閉できる。しかも、オープン時でもおとな4人が快適に乗車できるのも特徴だ。

グラントゥーリズモと同様に、インテリアにはイタリアの職人技と厳選された素材を使用しており、エレガントかつ高級感にあふれている。さらに、マルチメディアシステムや主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォート ディスプレイといった快適装備をはじめ、ADASによる安全装備も充実している。

日本仕様のパワートレーンは現在のところ3.0LのガソリンV6ツインターボ「ネットゥーノ」だけだが、バッテリーEVの「フォルゴレ」も2025年以降にはラインナップされる予定だ。

●全長×全幅×全高:4966×1957×1365mm

(ドアミラーを含む全幅は2113mm)

●ホイールベース:2929mm

●車両重量(EU認証):1895kg

●エンジン:90度V6 DOHCツインターボ

●総排気量:2992cc

●最高出力:404kW(550ps)/6500rpm

●最大トルク:650Nm(66.3kgm)/3000rpm

●トランスミッション:8速AT

●駆動方式:フロント縦置き4WD

●燃料・タンク容量:プレミアム・70L

●EUコンバインドサイクル燃費:9.4km/L

●タイヤサイズ:前265/30ZR20、後295/30ZR21

●車両価格(税込):3120万円