朝のおかずはシンプルに、納豆、生玉子、うどん!? 中央道「谷村PA」の朝定食

AI要約

中央自動車道富士吉田線「谷村(やむら)PA」での新たな体験。富士山食堂での朝定食が意外な味わいで楽しめた。

次回訪れる際に楽しみなメニューが豊富。薪の売り場も訪れる人を想定した配慮がうかがえる。

上り線側のフードコートも気になる。谷村PAでの充実した食体験を享受した。

朝のおかずはシンプルに、納豆、生玉子、うどん!? 中央道「谷村PA」の朝定食

 いままで一度も利用したことがなかった、中央自動車道富士吉田線「谷村(やむら)PA」(下り)にバイクで立ち寄ってみました。朝食をとろうとフードコート「富士山食堂」(営業時間:7時30分~19時30分)に入ると、富士山や富士五湖をイメージした内装や、テーブルには富士五湖の航空写真や湖情報などが記載され、まさに富士周遊観光気分です。

 メニューを見ると「白富士ラーメン」(900円)や「富士山カレー」(700円)など“富士山推し”もあって惹かれましたが、朝から少し重い気がするので、ここは日本の朝食の定番とも言える「納豆朝定食」(600円)を注文。10時までの朝限定メニューのようです。

 出来上がりを受け取ると、ちょっと意外でした。普通に納豆と生玉子くらいをイメージしていたのですが、トレーにはかけうどんが並んでいます。つゆは色の濃い鰹出汁で、刻みネギが少々入っています。こちらの朝定食は味噌汁ではなくかけうどんのようです。

 さておき、いただきます。かけうどんのつゆが朝の胃袋に染み渡ります。納豆に加えて生玉子も嬉しいポイントです。玉子かけご飯と納豆の組み合わせも好きなので、さっそく全部のせご飯としていただき、アクティブに動きたい一日の始まりには最適な朝定食でした。

 昼以降に訪れることがあったら食べてみたいメニューがたくさんあったので、次回立ち寄る機会が楽しみです。

 フードコートを出ると、PAとしてはめずらしく薪が売られていました。キャンプツーリング中にバイクで薪を運ぶのは現実的ではありませんが、クルマでキャンプに行く途中の人にはありがたいのではないでしょうか。実際、その需要があるから販売しているのかもしれません。

 火持ちのよい広葉樹で1束880円と、量的には安くはないと感じましたが、薪が売られていることには好感が持てます。

「谷村PA」の上り線側のフードコートは、下りとはまた違った趣があるようなので、機会があれば訪れたいと思います。