さよなら「Q」 富士急グループがロゴ刷新 創業者命名の観光名所もデザイン 旧ロゴどうなる？
富士急行は2024年9月18日、富士急グループの新しいロゴを発表しました。1926年に創業した同グループが、次の100年へ向けて新たなスタートを切るためにロゴを刷新したことが明らかになりました。
デザインは、富士山と富士五湖を抽象化したもので、日本デザインセンターが制作しました。同社の創業者が「富士五湖」の言葉を使い、富士山麓周辺の観光地をプロデュースしてきた経緯も明かされました。
新ロゴのテーマカラーは伝統色の「群青」とし、富士山の青を象徴させた色として採用しました。さらに、富士急グループのタグラインを「わくわくの最高峰へ」とし、同社の前向きな姿勢やチャレンジスピリットを表現しています。
富士急行は2024年9月18日、富士急グループの新しいロゴを発表しました。
1926（大正15）年9月18日創業の富士急グループは、2026年に100周年を迎えます。新ロゴは、次の100年へ鮮やかなスタートを切るために、その第一歩として刷新したといいます。
デザインは、富士山とその麓に広がる富士五湖、そして揺らぐ湖面に映る富士山を抽象化しています。新ロゴは、数多くの企業ロゴの開発を手掛けているデザイン会社の日本デザインセンターが制作しました。
ちなみに「富士五湖」という言葉は、同社によると富士急行の創業者・堀内良平が名付け、それにより富士山麓周辺を魅力的な観光地としてプロデュースしてきたそうです。
テーマカラーは、伝統色の「群青」としました。富士山の背景に広がる空、麓に広がる湖などの青を集め、象徴させた色として採用したといいます。
さらに新ロゴと合わせ、富士急グループのタグラインを「わくわくの最高峰へ」と定めました。富士急グループが独自の方法で富士山の魅力を伝え、人々に「最上の喜びや感動」を届けようとする姿勢を表現。そして同時に、前向きに進んでいく姿をイメージさせる能動的な表現にすることで、富士急グループがずっと大切にしてきた開拓者精神、チャレンジスピリットも合わせて表現していると説明します。
なお、2004年から使われてきた、赤富士に「Q」の字を入れた旧ロゴは、富士急ハイランドのロゴとして引き続き使われます。
