「うめきた開発、大阪・関西の発展寄与」 オリックス高橋氏 「IRは『面』で社会に貢献」

AI要約

オリックスの高橋豊典執行役グループ関西代表は、関西プレスクラブの定例会で大阪市内の開発プロジェクトについて講演。うめきた2期(グラングリーン大阪)の重要性を強調し、関西経済に貢献する考えを示す。

高橋氏は、グラングリーンの都市公園設立による効果や、大阪駅周辺の開発が関西経済に与える影響について言及。さらなる地域の発展への期待を示す。

オリックスのIR事業への取り組みや地元への価値創造についても言及。各事業が連携し、社会貢献を目指していることを強調した。

「うめきた開発、大阪・関西の発展寄与」 オリックス高橋氏 「IRは『面』で社会に貢献」

オリックスの高橋豊典執行役グループ関西代表は20日、大阪市内で開催された関西プレスクラブの定例会で講演し、同社グループなどが参画したJR大阪駅北側の「うめきた2期(グラングリーン大阪)」の開発は「大阪・関西の発展に極めて重要な意味を持つ」と述べ、今後も多様な開発事業を通じ、関西経済に貢献していく考えを強調した。

高橋氏は、6日に一部が開業したグラングリーンに約4・5ヘクタールの都市公園が設けられたことで「今まで大阪になかった景色が生まれた」と指摘。うめきた1期(グランフロント大阪)と合わせ、駅周辺で東西に移動がしやすくなったことが「非常に重要だった」と指摘した。さらに、阪急阪神ホールディングスが駅東側での開発を計画している事実にも触れ、うめきたの開発と合わせて、大阪駅周辺の開発が関西の経済発展に寄与するとの見方を示した。

高橋氏はまた、オリックスがカジノを含む統合型リゾート施設(IR)など関西で多様な開発事業に参画していることに触れ、「各事業がつながりあい、双方向に高めあえるよう投資していく」と強調。「点と線ではなく、(それぞれがつながりあい)面で社会に貢献できるプロジェクトを目指している。地元に対し、いかに価値を生み出せるかが重要だ」と語った。(黒川信雄)