東京メトロ、10月23日上場 国と都が3195億円で株式売り出し

AI要約

東京地下鉄(東京メトロ)が新規上場に向けて株式の売り出しを決議した。上場予定日は10月23日で、売り出し価格は1株1100円、総額3195億円の売り出しを見込む。

東京メトロ株は国と東京都がそれぞれ50%ずつ保有し、今回は全体の半分にあたる2億9050万株を売却する。売却収入は東日本大震災の復興債の償還費用に充てられることになっている。

2018年のソフトバンク以来の大型上場で、時価総額は6391億円を見込む。東京メトロ株の売却収入は、復興財源確保法に基づいて、復興債の償還費用に充てられることになっている。

東京メトロ、10月23日上場 国と都が3195億円で株式売り出し

Nobuhiro Kubo Miho Uranaka

[東京 20日 ロイター] - 東京地下鉄(東京メトロ)は20日、新規上場に伴う株式の売り出しを決議した。関東財務局に提出した届出書によると、上場予定日は10月23日。日本政府と東京都が保有株の半分を売り出す。売り出しの想定価格は1株1100円で、総額3195億円を見込む。

金融情報を扱うロンドン証券取引所グループ(LSEG)のデータによると、2018年のソフトバンク以来、約6年ぶりの大型上場となる。上場時の時価総額は6391億円を見込む。

東京メトロ株は国が53.4%、都が46.6%を保有し、合わせて50%をそれぞれ同率で売却する。売出株数は2億9050万株。東日本大震災の復興財源確保法は、2027年度までに確保した東京メトロ株の売却収入を復興債の償還費用に充てると規定している。

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