【これ以上何が必要?】 パナソニックのストラーダシリーズがフルモデルチェンジ 機能向上へ

AI要約

パナソニックのストラーダシリーズは2年ぶりのフルモデルチェンジを実施し、市販カーナビのトップブランドとしての地位を確立している。

新モデルでは大画面や納まるタイプなど、幅広いラインアップが揃い、最新のエンタメ機能やナビ機能が充実している。

ディスクメディアからネット動画へのシフトも進んでおり、YouTubeやPrime Videoなどのコンテンツが車内でも楽しめるようになっている。

【これ以上何が必要?】 パナソニックのストラーダシリーズがフルモデルチェンジ 機能向上へ

パナソニックのストラーダシリーズといえば、市販カーナビで1、2を争う人気ブランド。それだけに2年ぶりとなる今回のフルモデルチェンジは大きなニュースで、ラインナップも一新された。

大画面モデルには10型有機EL HDディスプレイの『CN-F1X10C1D(実勢価格25万円前後/税込)』、9型液晶HDディスプレイの『CN-F1D9C1D(実勢価格16万円前後/税込)』という2機種が揃う。

どちらも2DINサイズボディに前後角度/左右角度/高さ調整が可能なフローティングスタイルのDYNABIGスイングディスプレイを搭載しており、540車種以上の国産車に取り付けが可能となっている。最新の車種別適合情報は同社公式サイトに掲載。

そして純正ナビ同様ダッシュボード内に納まるモデルとして、7型液晶HDディスプレイを搭載した200mmワイドサイズボディの『CN-CA01WD(カー用品店限定モデル・実勢価格12万円前後/税込)』、『CN-CE01WD(実勢価格10万円前後/税込)』、2DINサイズボディの『CN-CA01D(カー用品店限定モデル・実勢価格12万円前後/税込)』、『CN-CE01D(実勢価格10万円前後/税込)』の4機種を揃えている。基本的な機能は全モデル共通だ。

これまでのストラーダシリーズも業界トップレベルの性能を誇っており、「これ以上何が必要?」と思う人も少なくないだろうが、パナソニックは新たに通信による外部情報取得によってエンタメ機能、ナビ機能のグレードアップを図った。

通信を利用するためにはスマホをテザリング接続するか、モバイルWi-Fiルーターの接続が必要となり、これらは利用に応じてデータ通信に関わる費用がそれなりにかかるが、その分の恩恵はしっかり受けられるだろう。

車内のエンタメ機能といえば、以前はディスクメディアが王道で、先代モデルではDVDに加えブルーレイディスク再生機能も備えていたわけだが、ここ数年で急激にディスクメディアの利用者が減少。一方で動画配信サービスの人気が急上昇している。

これに合わせてストラーダでは、今回リリースされたすべてのモデルでディスク再生ができるメカを廃止し、代わりに『ネット動画』をメインのエンタメソースとした。

メインメニューであるツートップメニューのAV選択項目には『ネット動画』という項目が新設されており、ここからYouTube、TVer、Prime Video、U-NEXT、TELSA、NBA-Rakuten、SPOOXという7種類のコンテンツを選んで視聴でき(有料コンテンツについては個々に契約が必要)、ログイン操作も可能だ。

いつもリビングで楽しんでいるサービスが車内でも楽しめるのは嬉しい限りだが、NETFLIXやHuluなどへの拡大にも期待したいところだ。