首都圏マンション3割高 8月発売戸数、過去最少

AI要約

不動産経済研究所が19日発表した首都圏の8月の新築マンション平均価格は、前年同月比で32.5%高い9532万円で、2カ月ぶりの値上がりとなった。

東京23区で高額物件の売れ行きが好調だったため、全体の平均価格が押し上げられ、1973年の調査開始以降、8月として最高値を記録した。

しかし、発売戸数は50.4%減の過去最少の728戸となり、地域別では東京23区が1億3948万円で最も高い平均価格を記録した。

 不動産経済研究所が19日発表した首都圏(1都3県)の8月の新築マンション1戸当たりの平均価格は、前年同月比で32.5%高い9532万円だった。値上がりは2カ月ぶりで、1973年の調査開始以降、8月としては最高値となった。東京23区で高額物件の売れ行きが好調だったことが全体を押し上げた。発売戸数は50.4%減の728戸で、8月としては過去最少だった。

 地域別の平均価格は、東京23区が62.2%増の1億3948万円。神奈川が11.7%上昇の5995万円、埼玉が16.2%上昇の5382万円、千葉が7.3%上昇の5293万円となった。