JFEスチール、マレーシアCCS事業 設計作業を開始

AI要約

JFEスチールなど9社は13日、マレーシアのサラワク州で進めるCCS事業の設計作業について発表しました。

サラワク州沖にCO2を圧入貯留する事業の設計作業を進め、2030年に向けて年間190万―290万トンの貯留規模の事業化を準備しています。

推定貯留能力は500万トンであり、製鉄所や発電所、化学工場など複数産業からのCO2排出を対象としています。

 JFEスチールなど9社は13日、エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)案件として、マレーシアのサラワク州のCCS事業の設計作業などを進めると発表した。製鉄所に加え、発電所、化学工場ほか瀬戸内エリアなどの複数産業から排出するCO2をサラワク州沖に圧入貯留する事業に向けた設計作業を進める。推定貯留能力500万トンのサラワク地域で、2030年に向けて年間190万―290万トンの貯留規模の事業化へ準備作業を進める。