ホンダ、中国で再び人員削減 合弁の「東風本田」

AI要約

ホンダの中国合弁会社である東風本田汽車が希望退職を募集、生産台数の減少による人員削減を行うことが分かった。

希望退職は生産業務に関わる社員が対象で、湖北省武漢市に拠点を構える東風本田で募集が行われた。

ホンダは厳しい市場環境を踏まえ、東風本田と広汽本田での生産停止を決定、広汽本田では約1700人が希望退職に応募した。

 【北京共同】ホンダの中国合弁会社の一つである「東風本田汽車」が希望退職を募集したことが9日、分かった。生産台数の減少を踏まえて人員数を適正化する。削減人数は非公表。ホンダは中国市場での新車販売が落ち込んでおり、もう一つの合弁会社「広汽本田汽車」でも5月に希望退職を募集した。

 東風本田は湖北省武漢市に拠点を構える。希望退職は生産業務に関わる社員が対象で、8月下旬ごろから募集を始め、9月初めに締め切った。

 ホンダは厳しい市場環境を踏まえ、年内に東風本田と広汽本田のそれぞれ1工場の生産を停止する方針。広汽本田の希望退職には約1700人が応募した。