米当局、銀行資本規制案の大幅修正を今月にも公表へ=BBG

AI要約

米規制当局が銀行資本規制案の抜本的な修正を9月19日に発表すると報じられている。

改訂版には、ウェルスマネジメント関連サービスや特定のクレジットカード業務に関する運用リスク規定の変更が含まれる可能性がある。

市場リスク要件の緩和や住宅ローンなどの厳しい要件の緩和が行われる見込み。

米当局、銀行資本規制案の大幅修正を今月にも公表へ=BBG

Kanjyik Ghosh

[6日 ロイター] - 米連邦準備制度理事会(FRB)などの規制当局は、銀行資本規制案の抜本的な修正を9月19日にも公表する。ブルームバーグが6日、事情に詳しい複数の関係者の話として報じた。

ブルームバーグによると、改訂版は最大450ページに及ぶ可能性があり、ウェルスマネジメント関連サービスや特定のクレジットカード業務などに銀行が割り当てなければならない資本の削減など運用リスク規定を中心とした規則の変更が含まれるという。

国内最大手の金融機関に対する市場リスク要件も緩和され、住宅ローンなどに関する厳しい要件は課されなくなるという。

FRBはこの報道についてコメントを控えた。連邦預金保険公社(FDIC)と通貨監督庁(OCC)はコメントの要請に応じていない。