6代目の三菱[ミラージュ]の歴史が想像以上に深い件

AI要約

ミラージュは安さがウリで、2012年に6代目が登場。11年間の長寿を誇り、2023年に生産終了となった。

販売不振のため2回のフェイスチェンジを経ても低迷し、最後にはダイナミックシールドを付けたが、街で見かけることは稀。

旅先で清水草一氏が借りたレンタカーはレアなダイナミックシールド付きミラージュで、思わぬ出会いに喜びを感じていた。

6代目の三菱[ミラージュ]の歴史が想像以上に深い件

 自動車評論家の清水草一氏が旅行をした際、旅先でレンタカーを利用したのだが、なんと旅先で借りたレンタカーはダイナミックシールド付きの三菱ミラージュであった!!走行距離から来るヤレもあり、ほぼ予想どおりといった走りだったが、思わぬ出会いに喜びを感じていたという。レンタカーガチャでひいたレア車、ミラージュの歴史を振り返ってみよう。

※本稿は2024年7月のものです

文:清水草一/写真:三菱 ほか

初出:『ベストカー』2024年8月26日号

 6代目ミラージュは2012年に登場(タイ工場製)。以来11年という長寿をまっとうし、2023年に永眠した。

 登場時、日本は不況のドン底にあり、ミラージュのウリはズバリ安さ。100万円を切るグレードもあった。しかし販売不振が続き、テコ入れのため2回のフェイスチェンジを敢行。エンジンも1Lを廃止して1.2Lに絞り、最後はダイナミックシールドまで付けたが、低迷が続いた。

 ダイナミックシールド付きのミラージュは超レア。街で見かけることはほとんどない。