日経平均、4日続落の「36,391.47円」で取引終了…1週間の下落幅は2,200円超で上値重く【9月6日の国内株式市場概況】

AI要約
2024年9月6日、日経平均株価は4日続落し、米雇用統計を見極めたいムードがあり、構成銘柄の値上がりは63銘柄、値下がりは162銘柄。日経平均株価の寄与度上位はコナミなど、下位は東京エレクトロンなど。業種別で電気・ガス業が上昇、機械などが下落。東証プライム市場の個別銘柄では広済堂ホールディングスが上昇、ライフドリンクカンパニーが下落。年初来高値を更新した銘柄は30、安値を更新した銘柄は10。
日経平均、4日続落の「36,391.47円」で取引終了…1週間の下落幅は2,200円超で上値重く【9月6日の国内株式市場概況】

2024年9月6日(金)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。

9月6日(金)の日経平均株価は4日続落し、前日比265.62円安の36,391.47円で取引を終了。8月30日(金)の終値38,647.75円と比べて、1週間で2,256.28円の大幅下落となりました。

今晩発表される8月の米雇用統計の結果を見極めたいとするムードがあり、積極的な買いは限定的だっとの見方も。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが63銘柄、値下がりが162銘柄でした。

日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、ダイキン工業〈6367〉、アドバンテスト〈6857〉、リクルートホールディングス〈6098〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、コナミ〈9766〉、ファーストリテイリング〈9983〉、エムスリー〈2413〉、NTTデータ〈9613〉、資生堂〈4911〉となりました。

また、東証プライム市場の売買高は16億8,400万株となり前日と比べて増加した一方、売買代金は3兆8,553.44億円となり、前日と比べて減少。

業種別では、電気・ガス業、倉庫・運輸関連業、小売業、その他製品、食料品が上昇した一方、機械、鉄鋼、電気機器、非鉄金属、証券業などが下落しました。

東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が広済堂ホールディングス〈7868〉で+51円(+11.56%)の492円、2位がフジ・コーポレーション〈7605〉で+192円(+9.36%)の2,243円、3位がエムスリー〈2413〉で+87円(+6.57%)の1,412円となりました。

一方、値下がり下位は、1位がライフドリンクカンパニー〈2585〉で-750円(-9.74%)の6,950円、2位が宮越ホールディングス〈6620〉で-175円(-8.24%)の1,948円、3位がSHIFT〈3697〉で-835円(-6.41%)の12,200円で取引を終えました。

なお、年初来高値を更新したのは30銘柄、年初来安値を更新したのは10銘柄でした。