「不動産投資額の伸びは東京を上回る」 グラングリーン大阪が先行まちびらき 多くの人でにぎわう

AI要約

新しい街「グラングリーン大阪」の一部が開業し、多くの人でにぎわいました。北側の開発が進んでおり、関西初出店のハワイ料理店やホームセンターなどが入居している。

「グラングリーン大阪」は内部に都市公園を備え、長総工費6000億円をかけた大規模なプロジェクト。来年春にはさらに南館が開業し、温泉施設などが設けられる予定。

この街には大企業の本社やオフィスが入居し、将来的には年間5000万人の人出が見込まれている。専門家によると、大阪への不動産投資は伸びており、今後も成長が期待される。

「不動産投資額の伸びは東京を上回る」 グラングリーン大阪が先行まちびらき 多くの人でにぎわう

 JR大阪駅の北側で開発が進む新しい街「グラングリーン大阪」の一部が6日開業し、朝から多くの人でにぎわいました。

 「グラングリーン大阪」は阪神甲子園球場の2倍以上の広さで約4割が完成し、6日、先行してまちびらきしました。

 北館には関西初出店のハワイ料理店やホームセンター「コーナン」の新業態など15店舗が入り、お目当てのものを求め、多くの人が訪れました。

(来場者)

「めっちゃ楽しみにしていました。この日を!」

「緑の少ない大阪のイメージなんで、緑がいっぱいできて良いかなと」

 長総工費約6000億円の「グラングリーン大阪」。内部にある都市公園「うめきた公園」だけでも甲子園球場より大きいということで、今回はその約7割がオープンとなりました。

 来年春には南館が開業する予定ですが、その目玉の1つは「うめきた温泉 連 Wellbeing Park」です。関西最大級の都市型スパで、うめきた公園を一望できるということです。

 また、大規模フードマーケット「Time Out Market Osaka」には、約3000㎡のスペースに厳選された関西のレストラン15店舗と2つのバーが出店する予定です。

 さらに、クボタ・塩野義製薬・ホンダ・富士通など、大企業の本社やオフィスも入るということです。

 ほかにもホテルや商業施設も開業予定で、全体が完成する2027年度には年間5000万人の人出が見込まれています。

 「グラングリーン大阪」の影響について、専門家に聞きました。

 総合不動産サービス会社「ジョーンズ ラング ラサール」の山口武リサーチディレクターは、「大阪(関西)への不動産投資額の伸びは、日本で東京を上回り最も高い。今回の開業により、今後も大阪が成長し続ける街という見方をされるだろう」としています。