スバルとパナソニックエナジー、群馬県大泉町にEV用LIB電池工場を新設 2028年度に生産開始

AI要約

スバルとパナソニックエナジーは、群馬県大泉町にリチウムイオン電池工場を新設し、総額4630億円を投じる計画を発表した。

2030年末までに年間16GWhの生産能力を目指し、28年度中に生産を開始する予定。

スバルは2030年に半数の販売台数をEVにする方針で、パナソニックエナジーとの協業を通じて電池確保を図る。工場は経済産業省から助成を受ける予定。

スバルとパナソニックエナジー、群馬県大泉町にEV用LIB電池工場を新設 2028年度に生産開始

スバルとパナソニックエナジーは9月6日、群馬県大泉町にリチウムイオン電池工場を新設すると発表した。新工場には総額約4630億円を投じる。生産能力は2030年末で年間16GWh。28年度中に生産を始める計画だ。

スバルは30年に世界販売台数120万台のうち、半数を電気自動車(EV)とする方針を掲げており、電池確保に向けてパナソニックエナジーと協業を開始。協業では、27年度からパナソニックエナジーの住之江工場(大阪市住之江区)、28年度からは新設する大泉町内の工場で生産された電池をスバルのEVに搭載する計画だ。

新工場については、経済産業省から「蓄電池に係る安定供給確保計画」に認定され、最大で約1564億円の助成を受ける。