米オープンAI、チャットボットの高額版サブスクを検討=報道
米新興企業オープンAIが、新たな大規模言語モデルによる高額なサブスクサービスの提供を検討していると報じられた。
オープンAIが開発した対話型人工知能「チャットGPT」には無料のプランと有料のプランがあり、月額2000ドルまでの価格も検討されている。
オープンAIの対話型AI「チャットGPT」の利用者数が急増しており、同社は新たなプロジェクト「ストロベリー」でAIの推論技術の開発に取り組んでいる。
[5日 ロイター] - 米新興企業オープンAIの幹部らは、AIモデル「ストロベリー(Strawberry)」や「オリオン(Orion)」など、新たな大規模言語モデルについてより高額なサブスクサービスの提供を検討している。IT情報サイト「ジ・インフォメーション」が5日報じた。
オープンAIの初期の内部協議では、月額2000ドルまでの価格が議論されたという。
同社が開発した対話型人工知能「チャットGPT」には現在、無料のプランと、月額20ドルの「チャットGPTプラス」のプランがある。
ロイターは7月に、米オープンAIがコードネーム「ストロベリー(Strawberry)」というプロジェクトでAIの推論技術の開発に取り組んでいると報じていた。
オープンAIは先月29日、対話型AI「チャットGPT」の週間アクティブユーザー数(WAU)が2億人を超え、昨秋から倍増したと発表していた。