コメ不足 農水省と生産者が意見交換

AI要約

農水省主催の会議で、コメの需給状況や価格上昇について話し合われた。

参加者からは価格上昇の懸念や将来の計画的な販売について意見が出された。

品薄対策として農水省が卸売業者に対し対応を取っている。

4日、農林水産省で開かれた会議には、コメの生産者や卸売業者、農協関係者らが集まりました。

 農水省からは、現在の需給状況などが説明され、参加者からは様々な意見が出ました。

木徳神糧 米穀事業本部 今野稔副本部長

「価格は本当に高くなっている。昨年で言えば、倍くらいの価格になっている。我々が望んでいる価格ではないし、一人歩きしてしまえば、消費者が買える価格ではなくなってしまうので。もう少し下がった価格でないと、買いきれないのかなと思う」

むらせ 米穀事業部商品部 藤本佳部長

「この秋、まもなくお米が店頭に並ぶということがあるが、ここの販売の仕方によっては、1年に1回しかとれませんので、来年のこの時期、また同じような状況を繰り返さないというようなところをめがけて、1年間計画的な販売をしていくということを考えている」

 コメの品薄を巡っては農水省が先月、卸売業者に対し、スーパーなどの小売店に十分に行き渡るよう要請するなどの対応を取っています。

(「グッド!モーニング」2024年9月5日放送分より)