いよいよ橋架ける!国道20号「八王子南バイパス」怒涛の夜間通行止め大工事へ 谷を一気に跨ぐ!

AI要約

国土交通省 相武国道事務所は、2024年8月22日から始まる国道20号「八王子南バイパス」の橋梁架設工事に伴う夜間通行止めの計画について発表しました。

通行止めは、主に9月から12月にかけて行われ、国道20号や周辺道路が対象になります。住民への出入りは認められますが、3つの通行止めが同時にかぶることはないとのことです。

八王子南バイパスは9.6kmのバイパスで、八王子市内から日野市に至る工区の一部で、谷を跨ぐ高架橋が架設されます。これに続く工区も順調に進んでおり、地域のアクセス改善が期待されます。

いよいよ橋架ける!国道20号「八王子南バイパス」怒涛の夜間通行止め大工事へ 谷を一気に跨ぐ!

 国土交通省 相武国道事務所は2024年8月22日、国道20号「八王子南バイパス」の橋梁架設工事を行うため、周辺道路で9月上旬から12月下旬にかけて複数回の夜間通行止めを行うと発表しました。

「八王子みなみ野」エリアの谷を南北に貫く「めじろ台グリーンヒル通り」「市道横山32号線」と、八王子南バイパス(国道20号)の既存開通部(八王子城山線-めじろ台グリーンヒル通り)が通行止めになります。これら路線の上空を東西にまたぐ254.5mの高架橋を架設するため、4か月間で次のように細かく通行止めが実施されます。

●通行止め(1):国道20号

・時間帯:22時~翌朝6時

・回 数:9月1回、10月2回、11月6回、12月2回、合計11回程度

●通行止め(2):国道20号、めじろ台グリーンヒル通り

・時間帯:0時20分~翌朝5時

・回 数:10月5回、12月2回、合計7回程度

●通行止め(3):市道横山32号線

・時間帯:21時~翌朝6時

・回 数:10月4回、11月1回、12月1回、合計6回程度

 ただし、通行止め中も付近住民の自宅への出入りはできるといいます。3つの通行止め形態が同時に重なることはないそうです。

 八王子南バイパスは、JR中央線付近を通る国道20号(甲州街道)に代わり、京王高尾線のさらに南側に形成される9.6kmのバイパスです。日野市内の「日野バイパス」から分かれる形で建設が進む一連のバイパス群の西端区間にあたります。

 北野街道から八王子城山線(ロピア八王子みなみ野店付近)までは、バイパスの一部を八王子市道として供用しており、今回はそこから谷を一気にまたぐ区間の高架橋を架設していきます。

 今回の区間は、2021年に「今後5か年程度で」開通すると発表された3工区(2.5km)の一部で、これに続く4工区(町田街道-高尾山IC)につなぐ高架橋は2022年に架設済み。4工区は大部分が「浅川トンネル」として開通済です。

 これら3工区、4工区は、複数の山と谷で隔てられた地域を一気に貫通します。開通すれば、あたかも“ワープ”するかのごとく東西移動できるようになりそうです。