手軽な軽量チタンに38mmのちょうどいいケース径! ロンジン伝統のGMT搭載モデルは日々の相棒アイテムにうってつけ

AI要約

ロンジンのパイオニア精神とGMT機構について

2022年に誕生した「ロンジン スピリット Zulu Time」の特徴

軽量なグレード5チタン素材や洗練されたデザインについて

手軽な軽量チタンに38mmのちょうどいいケース径! ロンジン伝統のGMT搭載モデルは日々の相棒アイテムにうってつけ

 数あるロンジンのコンプリケーションの中でも、同社のアイデンティティであるパイオニア精神ととりわけ密な関係を持っているのが、異なるエリアの時刻を同時に確認できるGMT機構。

 1908年には当時のオスマン帝国に向けてトルコ時間をフランス時間に変換できる時計を開発、わずか3年後の1911年には2つのタイムゾーンを表示できる初の懐中時計の特許を申請。やがて早くも1925年には、第2時間帯を表示できる初めての腕時計を完成させます。

 それから1世紀近い時を経た2022年、歴史的なパイロットウォッチから着想を得て誕生したのが、今回紹介する「ロンジン スピリット Zulu Time」です。

 “Zulu Time(ズールータイム)”とは、航空・船舶業界において、世界各地の標準時の基準となる協定世界時UTCを差す言葉。

 ヘリテージモデルからヒントを得て約100年ぶりに蘇ったこのモデルにはリューズで簡単に操作できる時針調整機構を搭載。スムーズに第2時間帯の設定を行えるのが大きな特徴です。

 またGMT針と24時間ベゼルを活用すれば第3のタイムゾーンの同時確認にも対応するなど、現代のライフスタイルに便利な機能が多くの支持を集めています。

 そんな人気コレクションに新たに登場するのは、軽さと堅牢さを兼ね備えたグレード5チタンを用いたモデル。

 ケースサイズは39mm径・13.50mm厚と、レギュラー展開する42mmよりもひと回りコンパクト。

 このサイズを用いた「Zulu Time」はすでに昨年から展開しているものですが、今回の新作ではケースとブレスレットの素材をステンレススティールからグレード5チタンに変更、そのおかげで重量に関しては従来モデルの147gから一気に95.5gまで軽量化! 

 手元の軽やかさを重視したいユーザーにとってはかなりうれしいニュースです。

 ダイヤルカラーは落ちつきを感じさせるアンスラサイトカラー。

 一方、アラビア数字のインデックスと時分針およびセンター秒針、ファンにはおなじみのロゴマークやブランド表記にはゴールドをあしらうことで、ぐっと華やかな雰囲気に。

 また一見ブラック1色に見える双方向回転ベゼルは、よく見るとマット仕上げとディープポリッシュ加工を使い分けて昼夜の別を表現していることがわかります。

 GMT針もマットブラック×レッドの2トーンを採用。針先のみにレッドの差し色を加えることで、ローカルタイムの時刻表示の視認性を妨げることなくもうひとつのタイムゾーンを確実に目視できるようになっています。

 洗練された表現はプライベートはもちろんのこと、ビジネスシーンの相棒としてもうってつけ。大人の余裕と機能美を感じさせる心憎い1本です。

●製品仕様

「ロンジン スピリット Zulu Time 38mm グレード5チタン」

・品番:L3.802.1.53.6 

・価格(消費税込):62万4800円

・ケースサイズ:39mm径・13.50mm厚

・ケース、ブレスレット:グレード5チタン

・風防:両面多層反射防止コーティングを施したドーム型サファイアクリスタル

・ムーブメント:機械式 自動巻き ロンジン エクスクルーシブキャリバー L844.4

COSC認定クロノメーター、シリコン製ヒゲゼンマイ採用、ISO764準拠の耐磁性能

・駆動時間:パワーリザーブ約72時間

・防水性能:10気圧防水