いまの「サックサク」が信じられないくらい昔は「モッサリ」してたのよ! クルマの「付いてるだけマシ」レベルだった装備3選

AI要約

クルマの装備が進化する中、以前は操作性や機能に難があったものが多かった。

カーナビやウインドウウォッシャー、ターボ車などが以前と比べて大幅に進化している。

最新技術により、今はより快適でスムーズなクルマの利用が可能となっている。

いまの「サックサク」が信じられないくらい昔は「モッサリ」してたのよ! クルマの「付いてるだけマシ」レベルだった装備3選

 いまでは当たり前のように享受しているクルマの装備なども、ひと昔前ではまだまだ発展途上でいまのように快適に使うことができないものも少なくなかった。今回はそんな装備類のなかから、過去はモッサリ動作だった装備を振り返ってみたい。

 いまではスマホのようにサクサク操作できるのが当たり前となっているカーナビだが、普及し出したころのものはサクサク操作とは程遠い操作性となっていた。

 そして操作性はもちろんだが、そもそもエンジンをONにしてからナビが立ち上がるまでにも時間がかかり、CD-ROM時代のものは東日本と西日本でディスクを入れ替えるなど、いまでは考えられない仕組みとなっていたのだ。

 フロントウインドウが汚れてしまったとき、手軽に視界を確保することができるウインドウウォッシャー。現代のクルマはレバー操作など、ワンアクションで電動ポンプが作動しウォッシャー液を噴出してくれる。

 しかし、古いモデルではそもそも電動ポンプが備わっておらず、手動や足踏みポンプでシュポシュポとウォッシャー液を送り出さなければならないものも珍しくなく、なかにはそもそもウインドウウォッシャーの機能自体が備わっていないクルマもあったほどだった。

 いまでは小さな排気量で十分な出力を得るため、ダウンサイジングターボモデルが多く存在しており、まるで排気量の大きなエンジンかのようにスムースに加速をするモデルも珍しくなくなっている。

 しかし、ターボが普及しだしたころは、ターボ車にはターボラグが当たり前で、ある程度エンジンの回転数が上がってから急激に過給がかかって加速をするという、いわゆるドッカンターボも珍しくなかった。

 近年のダウンサイジングターボは小径のターボチャージャーを用いることで低い回転数から過給を発生できるようにしてラグを減らしていたり、直噴技術や可変バルブタイミング/バルブリフト機構などの技術を組み合わせることで低回転から十分なトルクを発生できるようにしたりすることで、ターボラグを可能な限り減らしているのだ。