香港投資ファンド、ファンケル株を買い増し 保有9.94%に

AI要約

香港の投資ファンドがファンケル株保有比率を引き上げ、保有目的を公表。

キリンホールディングスがファンケルの完全子会社化を目指し、株式公開買い付けを実施。

買い付け価格引き上げと延長措置を発表し、注目が集まっている。

[東京 23日 ロイター] - 香港の投資ファンド、エムワイ・アルファ・マネジメントが保有するファンケル株が9.94%となったことが22日提出の変更報告書で分かった。報告義務発生日は22日。これまでは8.94%を保有していた。

保有目的は「純投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこと」。

ファンケルを巡っては、同社株32.52%を保有するキリンホールディングスが6月に完全子会社化に向け、1株2690円で株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表。その後、買い付け価格を2800円に引き上げ、買い付け期間も8月28日まで延長している。