ENEOS、タツタ電線のTOBが成立

AI要約

ENEOSホールディングスはJX金属によるタツタ電線の株式公開買い付け(TOB)が成立し、完全子会社化する計画を発表した。

JX金属はタツタ電線に対し、買い付け価格を引き上げるなどの手続きを経て、完全子会社化を実現する。

中国当局の承認を受けて進められた本取引は、今後一連の手続きを経て完了する予定だ。

ENEOS、タツタ電線のTOBが成立

Ami Miyazaki

[東京 20日 ロイター] - ENEOSホールディングスは20日、子会社のJX金属によるタツタ電線の株式公開買い付け(TOB)が19日に成立したと発表した。

ENEOSは2022年12月、JX金属がタツタ電線に1株720円でTOBを実施し、完全子会社化する計画を発表、中国当局の承認を取得したことを受け、今年6月21日にTOBを開始した。

7月26日に、TOB成立を確実にするためとして、買い付け価格を780円に引き上げ、買い付け期間も延長していた。TOB成立を受け、今後一連の手続きを経て、タツタ電線はJX金属の完全子会社となる。