JTが米たばこ会社買収へ 3780億円で子会社に

AI要約

日本たばこ産業(JT)は、米国のたばこ会社ベクター・グループに約3780億円での株式公開買い付け(TOB)を実施し、完全子会社化を目指すことを発表した。

ベクター・グループは米国のたばこ市場で4位であり、この買収によりJTの現地市場シェアは約8%まで拡大する見込みとされている。

 日本たばこ産業(JT)は21日、米国のたばこ会社ベクター・グループに株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買収額は約24億ドル(約3780億円)で、完全子会社化を目指す。ベクターは買い付けに同意している。

 JTによると、ベクターは米国のたばこ市場で4位。買収が完了するとJTの現地での市場シェアは2.3%から約8%に拡大するという。